東京地方裁判所所属 民事調停委員 株式会社 アーキフォーム 顧問 高橋 賢祐
初めに
 

 昨今、『これが欠陥住宅だ』と題したテレビ番組をよく見かけるようになりました。
どの番組も視聴者からの情報をもとに、この種の番組には必ず顔をだす建築家とレポーターが問題のお宅を訪問し、実際に建物の調査しながら「とんでもない欠陥住宅です!」と正義の味方の代表者のように話しかけているシーンが映し出されます。
確かに、見ている視聴者も私も欠陥住宅に違いないと、そのような工事をした業者に対して憤りさえ感じてしまいます。
 しかしながら、水戸黄門のドラマのように印籠を見せて解決するような簡単な事では済まないのが現実の世界です。問題の発見の何十倍もの時間と労力をかけて解決の方法を探る人生がここから始まるのであります。
何故、大げさに人生といわなければならないかと言いうと、
1.ここまでに至った経緯 
2.認めがたい自分の責任 
3.解決策の受け入れのための心の整理
が必要となるからです。場合によっては、いや、殆どの場合は、納得のゆく解決策は存在しないことを知ることになり、愕然とした思いになります。
 私は、東京地裁の建築専門委員としての調停委員の仕事を通じて、住宅の建築に関わる様々な問題の解決の難しさを学びました。これから家を建てようと思われる方も、その工事を請けようとされる方にも参考になればと考えこのコラムを始めることにします。

 
 
   
顧 問 経 歴 書
氏    名 高橋 賢祐(たかはし けんすけ)(本名 : 俊雄)
生 年 月 日 1949年(昭和24年)  11月9日
本    籍 東京都
経    歴 1972年 (昭和47年)  日本大学 理工学部建築学科 卒業
  1978年 (昭和53年)  株式会社 アーキフォーム設立 現在に至る
免    許 一級建築士
   
   
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